私は長いあいだ漬物の味を知らなかった。
ようやく近頃になって漬物はうまいなあとしみじみ味わっている。
新鮮そのものともいいたい白菜の塩漬もうれしいが、鼈甲のような大根の味噌漬もわるくない。辛子菜の香味、茄子の色彩、胡瓜の快活、ミズナの優美、――しかし私はどちらかといえば、粕漬の濃厚さよりも浅漬の淡白を好いている。
よい女房は亭主の膳にうまい漬物を絶やさない。私は断言しよう、まずい漬物を食べさせる女は必らずよくない妻君だ!
山のもの海のもの、どんな御馳走があっても、最後の窮めつけは、おいしい漬物の一皿でなければならない。
漬物の味が解らないかぎり、男は全き日本人ではあり得ないと思う。
そしてまた私は考える、
――漬物と俳句との間には一味、相通ずるところがあることを。――
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さあ、いよいよ今週末。
横浜が熱い!
私は種田山頭火の句を編集した新作で参戦します。
個性的なアーティストが揃う記憶と想像の間ライブ!
入場料はたったの千円。
場所は関内長者スタジオ
この機会に是非ともお越しください。
お待ちしております。
予約・問い合わせ
jinya1@megalo.biz
080-6705-1359
タイムスケジュール
2月25日
14:30 open/15:00 start
オープンマイク ※エントリー受付中
15:30
マナムラ・ミノ
芽森ちさと
紅次郎
(休憩)
17:00
亜呂波亭ロコ輔
心太図(今井尋也+芽森ちさと)
ikuyo
18:30 終演
18:45 乾杯
19:00〜19:30 フリーセッションタイム
20:30 close
(時間は予告なく変更になる場合があります。
ご了承ください。)
http://www.choja.info